新約聖書を知っていますか

同僚に勧めてもらった本でした。 正直キリスト教の考え方そのものに対してアレルギーを持っている気がしていたので楽しいかと聞かれると否定的に答えてしまう。 ただ、どのような内容であるのか知りたいと思っていたのでピッタリの作品でした。 題材が好みではないので評価は若干低めです。

旧約聖書に続き、読んでみた。 旧約聖書は様々な登場人物が登場したが、こちらはやはりイエスキリストが中心となって話が展開されている。 彼は人々に癒しと教えを教授し、そして神の御言葉を一心に広めていった。その神への絶大な信仰心と誰にでも寄り添う心の広さに圧倒された。 その中でも、十字架の場面で、”神よどうして私を見捨てるのか”と言っていた場面はとても印象に残っている。イエスでも多くの責め苦を味わい本音が出てしまうんだ、聖人でも人間であることをただただ感じた。そして、私は彼を1人のリーダーとして尊敬を感じた。

“旧約聖書を知っていますか”に続いて読みました。旧約聖書は歴史ものとしてスラスラ読めたのですが、こちらは超自然的な内容が多いため理解が難しく、阿刀田さんも苦労して書いているのだろうなと思わせる部分が垣間見えました。 　ただ、阿刀田さん自身がかなり丹念に研究された上で書かれているので、新約聖書のとっかかりとしてはわかりやすい方なんだと思います。 　また、キリストの人間らしさや、キリスト教の発展のためには、キリストの復活が必要だったかなど、ミステリー作家としての切口は面白かったです。

旧約聖書に続き、読んでみた。 旧約聖書は様々な登場人物が登場したが、こちらはやはりイエスキリストが中心となって話が展開されている。 彼は人々に癒しと教えを教授し、そして神の御言葉を一心に広めていった。その神への絶大な信仰心と誰にでも寄り添う心の広さに圧倒された。 その中でも、十字架の場面で、”神よどうして私を見捨てるのか”と言っていた場面はとても印象に残っている。イエスでも多くの責め苦を味わい本音が出てしまうんだ、聖人でも人間であることをただただ感じた。そして、私は彼を1人のリーダーとして尊敬を感じた。