
七つの怖い扉
新潮文庫
阿刀田高
2002年1月31日
新潮社
440円(税込)
小説・エッセイ / 文庫
「ねえ、私、生まれてから一度も“怖い”と思ったことがないの。あなたのお話で、私に“怖い”ってどんなものか教えて下さいな」-。ある作家は哀切と戦慄が交錯する一瞬を捉え、またある作家は「予感」でがんじがらめにする秘術を繰り出した。そしてまたある作家は、此岸と彼岸をたゆたうが如き朧な物語を紡ぎ出した…。当代きっての怪異譚の語り部が腕によりをかけて作り上げた恐怖七景。
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お久しぶり
starstarstar 3.5 2023年08月30日
star
夏=ホラーということで本棚に眠っていた本書を久しぶりに読み返してみた。正直肝が冷えるような話は少なかったものの、今だからこその気づきもあって楽しかった。
阿刀田高の「迷路」は2ちゃんねるでリメイクというか盗作されているので知っている人も多いと思う。
女の子を殺して井戸に捨てた。数日後なくなっていた。
女を殺して井戸に捨てた。同じく数日後なくなっていた。
母を殺して井戸に捨てた……
怖い話を探したことのある人の多くが読んだことのある内容じゃないかと思う。それの元ネタなのかを18歳の頃読んでいたのだと気づいた。更に言うなら会社の後輩に勧めてもらった阿刀田高を既に読んでいたことも今回気づくことが出来た。
しばらくホラーに手を出してみるのも悪くはないだろう。
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MiAkir
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