大悲の海に

覚鑁上人伝

新潮文庫

津本陽

1999年4月1日

新潮社

481円(税込)

小説・エッセイ / 文庫

空海の没後270年。教義の研究に没頭し、20歳で高野山に登った覚鑁は、無常観と浄土教が広がる世に、大日如来を中心とするマンダラ思想を説き真言密教を命がけで守る。わずか40歳で最高権力の座に登りつめた覚鑁は、やがて高野山の旧勢力との対立から下山し、49歳で入滅するが、空海の思想を継承し法然・親鸞への道を開いた男として記憶された。真言密教・中興の祖の数奇な生涯を描く。

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