白い夏の墓標

新潮文庫 はー7-1 新潮文庫

帚木 蓬生

1983年1月27日

新潮社

781円(税込)

小説・エッセイ / 文庫

パリで開かれた肝炎ウィルス国際会議に出席した佐伯教授は、アメリカ陸軍微生物研究所のベルナールと名乗る見知らぬ老紳士の訪問を受けた。かつて仙台で机を並べ、その後アメリカ留学中に事故死した親友黒田が、実はフランスで自殺したことを告げられたのだ。細菌学者の死の謎は真夏のパリから残雪のピレネーへ、そして二十数年前の仙台へと遡る。抒情と戦慄のサスペンス。

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Readeeユーザー

(無題)

starstarstarstar 4.0 2025年03月02日

いい読書をしたとういう感がある 長くなくて起伏が大きいわけではないけど ストーリーがあって文章が綺麗 あと白い夏という言葉が好きすぎる 医療系では久しぶりのヒット

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R

(無題)

star 1.0 2024年12月29日

1984年に発売されたことは驚くべきことなんだけれども スリリングなミステリーを期待するとそうでもなくてちょっと残念。 話のほとんどが惚れた腫れた話だったのも 評価が下がった要因の一つ。 どんだけダメな人間でも子作りして〜みたいな件が気持ち悪すぎてすまん無理。

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