出署せず

新潮文庫 新潮文庫

安東 能明

2014年6月27日

新潮社

880円(税込)

小説・エッセイ / 文庫

柴崎令司警部は、今回も綾瀬署を離れることができなかった。その一方で、同世代のキャリア・坂元真紀が署長に着任。現場経験に乏しいコンビが誕生してしまった。職務にまつわる署内の不祥事、保護司による長男殺しの闇。そして、女性店員失踪事案の再捜査が、幾つもの運命を揺さぶりはじめるーー。ミステリ×人間ドラマの興奮。日本推理作家協会賞受賞作を継ぐ、シリーズ第二弾。

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ひさだかおり

書店員@精文館書店中島新町店

(無題)

--
0
2020年01月16日

みんなのレビュー (1)

toruo

(無題)

-- 2022年05月12日

前作の「撃てない警官」が面白かったので手にとってみました。これはもう設定の勝利で、主人公は警務課に勤める警官。刑事とかでは無くて人事総務とか裏方のスタッフ職ですね。 元々本庁の企画係長だった主人公、拳銃自殺した部下の責任を取らされて所轄に左遷されてます。 彼がなんとか元のコースに戻るために刑事の真似事までする中で遭遇する様々な事案に奮闘するさまが描かれています。 スタッフなので刑事と違ってそれこそ幅広い事案が扱われるし、署内の人間模様なども描かれていてこれはネタがつきないな、という感じ。かなり面白いシリーズだと思います。

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