伴連れ

新潮文庫

安東能明

2016年4月28日

新潮社

781円(税込)

小説・エッセイ / 文庫

高野が警察手帳を紛失したらしい。柴崎警部は頭を抱えた。彼女はその事実をあっさり認める。だが捜査を続けるうち、不祥事は全く別の貌を見せはじめた。少年犯罪、ストーカー、老夫婦宅への強盗事件。盗犯第二係・高野朋美巡査は柴崎の庇護のもと、坂元真紀署長らとぶつかりながら刑事として覚醒してゆく。迫真のリアリティ。心の奥底に潜むミステリ。警察小説の最高峰がここに。

本棚に登録&レビュー

みんなの評価(7

starstarstar
star
3.51

読みたい

17

未読

12

読書中

0

既読

55

未指定

66

書店員レビュー(1)
書店員レビュー一覧

ひさだかおり

書店員@精文館書店中島新町店

(無題)

--
0
2020年01月16日

みんなのレビュー (1)

toruo

(無題)

starstarstarstar 4.0 2022年05月31日

管理部門の警官を主人公にした異色の警察小説シリーズ最新刊。やっぱりこの作者は上手い。短編ではあるけども今時の女性警官が成長していく姿を縦軸に入れて一貫性を持たせているあたりが読ませる。 順調に本庁の管理部門で出世しつつあった主人公がある事件の責任を負わされて所轄に飛ばされ女性キャリア署長の下で刑事の真似事をさせられたりと日々奮闘する姿を描いたこのシリーズ。 今日的なネタも盛り込みつつの展開はますます今後に期待が持てる。

全部を表示
Google Play で手に入れよう
Google Play で手に入れよう
キーワードは1文字以上で検索してください