暗渠の宿

新潮文庫

西村賢太

2010年1月28日

新潮社

440円(税込)

小説・エッセイ / 文庫

貧困に喘ぎ、暴言をまき散らし、女性のぬくもりを求め街を彷徨えば手酷く裏切られる。屈辱にまみれた小心を、酒の力で奮い立たせても、またやり場ない怒りに身を焼かれるばかり。路上に果てた大正期の小説家・藤澤清造に熱烈に傾倒し、破滅のふちで喘ぐ男の内面を、異様な迫力で描く劇薬のような私小説二篇。デビュー作「けがれなき酒のへど」を併録した野間文芸新人賞受賞作。

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Readeeユーザー

誰でも

starstarstarstar 4.0 2022年06月30日

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kojongsoo8318

암거의 숙소

starstarstarstar 4.0 2020年06月28日
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