バルタザールの遍歴

新潮文庫

佐藤亜紀

1994年12月25日

新潮社

523円(税込)

小説・エッセイ / 文庫

「私の筆跡にやや乱れが見えるとしたら、それはバルタザールが左手で飲み、私が右手で書いているからだ」一つの肉体に共棲する双子、メルヒオールとバルタザール。高まるナチスの軍靴の音と爛熟を極める欧州文化の中、誘うように開かれる転落への道を、彼らは滅びゆく誇りを抱え彷徨い続ける。緻密な構成と優美な文体で鮮烈なデビューを遂げた第三回ファンタジーノベル大賞受賞作。

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