
自覚
隠蔽捜査5.5
新潮文庫
今野 敏
2017年4月28日
新潮社
693円(税込)
小説・エッセイ / 文庫
畠山警視は実技を伴うスカイマーシャルの訓練中、壁に直面する。彼女は共に難事件を乗り越えた竜崎に助言を求めた(「訓練」)。関本刑事課長は部下戸高の発砲をめぐり苦悩した。そこで竜崎の発した一言とは(表題作)。貝沼副署長、久米地域課長、伊丹刑事部長。彼らが危機の際に頼りにするのは、信念の警察官僚、大森署署長竜崎伸也だったーー。七人の警察官の視点で描く最強スピン・オフ短篇集。
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「隠蔽捜査」
今野敏さんの飽きるところは、同じプロットを、手を変え品を変え、(表現は悪いが)弄くり回す様に見える点、と感じる。 そんな今野さんの豊穣な作品中で、こちらの竜崎伸也シリーズは、飽きが来ない。 今、こちらに挙げた「隠蔽捜査5.5 自覚」は、そんな好感を持てるこのシリーズの中で今のところ、「隠蔽捜査3.5 初陣」と共に"スピンオフ"な短編集。 様々なキャラクター(今は'キャラ'と言うのかな?)が、案出されているのが分かる。 中で、今野さん自身も自覚されているだろう(妙齢の)女性が、目を引く。 「隠蔽捜査3 疑心」で、デビューした畠山美奈子。 おっ、と言うところだが、この美奈子嬢、こちらの組織の方だけあって、なかなか正統派の[硬派]。 読者のイメージ能力を、いやがおうにも掻き立てる。 さて、既に既刊のものを、読み返し、気になった巻をピックアップしていこうかと思う。 竜崎伸也と言うキャラクターを次回は分析してみよう。
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短編
1話完結の短編で竜崎の周りのキャラクター視点で話が進む。 各主人公となるキャラクターが、困った時に竜崎の一言で道が開けるというパターンが多い。 本編のとはまた違った面白さがあって、あっという間に読み終わった。 話が短いので、空いた時間に読むのにちょうどいい。
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