
帰って来た紋次郎悪女を斬るとき
新潮文庫
笹沢左保
2000年9月1日
新潮社
523円(税込)
小説・エッセイ / 文庫
銚子の醤油醸造商の娘として生れたおりん。だが、度重なる悪事から家を追い出され、追分の宿場女郎となった。その後、美貌を武器に親分の情婦におさまったおりんは、自分の殺人現場を三度も目撃した紋次郎を、謀って亡き者にしようとするが…。極悪人となり果てた女の末路を描く表題作のほか、飄々として骨のある渡世人、赤岩の甚八と辿る東海道中「振られて帰る果報者」など全6編。
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