優しさとしての教育

新潮文庫

灰谷健次郎

1991年3月1日

新潮社

440円(税込)

人文・思想・社会 / 文庫

教職を志す女子大生から、著者に宛てられた一通の手紙。それには、画一的な教育制度の中で痛みを受けた心の叫びが、誠実にしたためられていた。現代日本の学校では、教育に優しさを取り戻すことはもはや不可能なのだろうか?三人の現役教師の豊かな実践記録を通じ、教育の明日を探る第一部。島での心豊かな暮らしを綴った第二部と併せ、生命のいとしさを謳いあげるエッセイ集。

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