きよしこ
新潮文庫
重松 清
2005年7月31日
新潮社
693円(税込)
小説・エッセイ / 文庫
少年は、ひとりぼっちだった。名前はきよし。どこにでもいる少年。転校生。言いたいことがいつも言えずに、悔しかった。思ったことを何でも話せる友だちが欲しかった。そんな友だちは夢の中の世界にしかいないことを知っていたけど。ある年の聖夜に出会ったふしぎな「きよしこ」は少年に言った。伝わるよ、きっとー。大切なことを言えなかったすべての人に捧げたい珠玉の少年小説。
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starstarstarstar 4.5 2017年06月08日
star
とてもいい小説だった。
重松清は不思議な作家だ。
子供の心情に寄りすぎて、少し媚びたように感じてしまう時がある。
しかし本作や、「とんび」のように、抵抗なく心の中に入っていって、すうっと染み込むような時もある。
本作は、作者の「個人的な小説」とのことだ。私小説とは違うらしい。
作者をモデルにした少年の成長物語である。この成長する描写が実に丁寧である。
再読したい。
なお、「君はともだち」、「くちぶえ番長」も評判がいいので、読みたいリストに加えておく。
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あゆみ
悔しさと苦しみの戦い
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