呪う天皇の暗号

新潮文庫

関裕二

2011年1月31日

新潮社

572円(税込)

人文・思想・社会 / 文庫

古代から為政者たちを恐れ戦かせていた呪いと祟りの存在。多くは迷信と片付けられ、表舞台から姿を消してしまった。正史から黙殺されたその存在は、政治に、庶民の生活にどの様な力を及ぼしていたのか。天皇家との関係、稲、水、塩、稲荷などのキーワードから、日本の支配構造に潜む謎を解き明かし、既存の古代史を刷新する。スリリングな論考。

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