無伴奏

新潮文庫

小池真理子

2005年3月31日

新潮社

572円(税込)

小説・エッセイ / 文庫

その果てに待つものを知らず、私はあなたを求めたー。多感な響子は偶然に出会った渉に強く惹かれるが、相手の不可解な態度に翻弄される。渉に影のように寄り添う友人の祐之介と、その恋人エマ。彼らの共有する秘密の匂いが響子を苛み、不安を孕んで漂う四角形のような関係は、遂に悲劇へと疾走しはじめる。濃密な性の気配、甘美なまでの死の予感。『恋』『欲望』へと連なる傑作ロマン。

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Eugene

欲深さ

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2.5 2019年10月03日

僕が[旧世代]の女性差別主義者だと思わないで欲しい。寧ろ、(ボーボワールではないが)畏敬すべき"性"と思う。 ただ、僕だけなんだろうか?、女性の性と肉欲、精神への欲望に、ただ、驚くだけ。 やはり、僕にとって、女性は畏敬すべき存在である。

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