たぶんねこ

新潮文庫

畠中恵

2015年11月28日

新潮社

649円(税込)

小説・エッセイ / 文庫

若だんな、そんなに頑張ってだいじょうぶ?両国を仕切る親分の提案で、大店の跡取り息子三人が盛り場での稼ぎを競うことに。体の弱い一太郎は、果たして仕事を見つけられるのか。妖と恋人たちが入り乱れるお見合い騒動、記憶喪失になった仁吉、生きがい(?)を求めて悩む幽霊…兄やたちの心配をよそに、若だんなは今日もみんなのために大忙し。成長まぶしいシリーズ第12弾。

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Readeeユーザー

短編集

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4.8 2020年04月08日

畠中恵さんの代表作しゃばけシリーズ第12作品目。たぶんねこ。 #つくもがみ貸します が#アニメ化 されているので、しゃばけシリーズを知らないかたも、そちらはご存知かも? 時は江戸、大店長崎屋の一人息子の若だんな一太郎が主人公。病弱で年中寝込んでいるはりきった病人ぷり、でも祖母が狐の大妖であるため、妖を見る力があり、兄やと呼ぶ二人は力の強い妖が人間に化けて、若だんなの世話をせっせとしております。 ちょっと頑張るとすぐ寝込んでしまうくせに、色々ほっとけない性格。自分の寝所にあつまる色々な付喪神や妖にも手伝ってもらい、兄やらちの心配をよそに大忙し。 今回は、 跡取り息子三人 こいさがし くたびれ砂糖 みどりのたま たぶんねこ が収録されてます。 跡取り息子三人は大店の跡取り息子三人が半月で盛り場で仕事を見つけ稼ぎを競うお話。誰が甲斐性ある男か見極めるというもの。ボンボンの三人は、仕事を自分で見つけ働いてお金を稼ぐのがいかに大変か、稼いだお金の大事さ、今までの自分の境遇の恵まれてたことを思い知らされます。 こいさがしは、妖と恋人たちが入り乱れるお見合い騒動。 くたびれ砂糖は、若だんなの親友の菓子職人にとうとう後輩ができ、面倒を見る側に回るが、後輩たちはワガママし放題で振り回されてくたびれてしまった親友を若だんなが心配して‥。 みどりのたまは、兄やの仁吉が記憶喪失!?仁吉の自分を取り戻すお話です。 たぶんねこは、江戸で暮らしらい幽霊が居場所を探すお話。幽霊で姿を猫やら鳥やらに変化できても物に触れない‥妖よりも幽霊のほうがずっと人間に紛れて住みにくい。いかなるものかと、若だんなは頬っておけなくて頭を絞ります。 ぎゅうっと濃縮された面白おかしいお話がいっぱいつまった一冊です。 畠中さんの本はほとんど好きなんですが、#若様組 シリーズ や#アイスクリン強し も好きです。 長編はちょっとなぁ‥というかたも読みやすい本です。時代小説では一番好きな作家さんです(о´∀`о)

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Readeeユーザー

(無題)

starstarstarstar 4.0

安定の面白さとほっこり感。 一太郎の人や妖を惹きつける力が存分に発揮された1冊でした。

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