むすびつき

新潮文庫

畠中 恵

2020年11月30日

新潮社

693円(税込)

小説・エッセイ / 文庫

若だんなは、前世でどんな人だった? 若に会いたい、とつぶやく玉の付喪神。見覚えがあるという貧乏神の金次は、合戦の時代に出会った“若長”のことを語り始める。鈴彦姫は、縁のある神社の宮司が、一太郎に生まれ変わったのでは、と推理する。さらに、三百年前に前世の若だんなに惚れていたという麗しい鬼女まで現れ──。輪廻転生をめぐる全 5 話を収録、人と妖との絆が胸に沁みる第17弾。

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Readeeユーザー

17作目

-- 2021年01月11日

本文から『でも若だんなには、明日が変わらないとはいえない。この世が、このまま続くとも言えない。色々な事を背負い、変わっていく時を、乗り越えてゆくしかない・・・「大丈夫。今、私はここにいるよ。そうだろ?じゃあ、明日よりもっと先のことを怖がって、泣くことはないから。だよね?」』

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