桶川ストーカー殺人事件
遺言
新潮文庫 新潮文庫
清水 潔
2004年6月30日
新潮社
825円(税込)
小説・エッセイ / 人文・思想・社会 / 文庫
ひとりの週刊誌記者が、殺人犯を捜し当て、警察の腐敗を暴いた…。埼玉県の桶川駅前で白昼起こった女子大生猪野詩織さん殺害事件。彼女の悲痛な「遺言」は、迷宮入りが囁かれる中、警察とマスコミにより歪められるかに見えた。だがその遺言を信じ、執念の取材を続けた記者が辿り着いた意外な事件の深層、警察の闇とは。「記者の教科書」と絶賛された、事件ノンフィクションの金字塔!日本ジャーナリスト会議(JCJ)大賞受賞作。
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警察に対しての怒りがこみ上げてくる
未来ある女性が一生懸命、殺されるかもしれない恐怖と戦いながら生活をしてたのに、助けを求めていたのに、それを無視した警察に憤りを感じる。 自分の娘が家族が同じ状況になったときに、被害者側になったときにどう思うのか考えることが出来なかったのかと思うと胸糞か悪い。 人が亡くなったというのに、自分たちの保身ばかりしてる行動にも怒りがこみ上げてきた。 いろんなところで映像化もされているので、映像で見ていても胸糞が悪くて観るのを途中で止めてしまうくらい、この事件の警察の対応は最低最悪だと思う。 自分が小さい頃に実際に起こっていた事件で気になっていたけど、本書を読んで、真実が知れたのはよかったことだと思う。 詩織さんには申し訳ないが、犠牲者が出てから変わっていくことはこれからもたくさんあると思う。 ただ、最悪なことが起こる前に防げることもたくさんあると思う。 世の中の人が、もっと親切・親身になって犯罪を未然に防げるようになっていければいいなと思わせてくれた作品でした。
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