朗読者

新潮文庫 新潮文庫

ベルンハルト・シュリンク

2003年6月30日

新潮社

693円(税込)

小説・エッセイ / 文庫

15歳のぼくは、母親といってもおかしくないほど年上の女性と恋に落ちた。「なにか朗読してよ、坊や!」-ハンナは、なぜかいつも本を朗読して聞かせて欲しいと求める。人知れず逢瀬を重ねる二人。だが、ハンナは突然失踪してしまう。彼女の隠していた秘密とは何か。二人の愛に、終わったはずの戦争が影を落していた。現代ドイツ文学の旗手による、世界中を感動させた大ベストセラー。

本棚に登録&レビュー

みんなの評価(19

starstarstar
star
3.64

読みたい

32

未読

31

読書中

2

既読

116

未指定

150

書店員レビュー(0)
書店員レビュー一覧

みんなのレビュー (3)

toruo

(無題)

-- 2022年05月12日

ちょっと前のベストセラーだけど...当時はミステリしか読んでなくて完全にスルーしてて今頃読みました。 15歳でふとしたことから知り合った倍くらい年上の女性と付き合った主人公。 彼女は突然失踪してしまい...という話。そして突然の再会と再度の交流を描いたお話。 こういう話をべったり書かれると辛いのですが、淡々とした筆致で書かれているところが一番良かった。ストーリーの決着の付け方にはいろいろ思うところもあるけれどベストセラーになったのも分かる素晴らしい作品でした。

全部を表示

紫陽花

(無題)

starstarstar
star
3.5 2020年08月30日

ハッピーエンドや最後に含みを持たせて終わらせるような作品は多いが、これはまた違う終わり方となった。自分自身と向き合うための、ひとつの区切りのような。

全部を表示

imnisme

完璧な愛の物語

starstarstarstarstar 5.0 2020年07月11日

だと思う。最初から最後まで愛とは何か考えながら同時進行で愛を丹念に紡いでいる。

全部を表示
Google Play で手に入れよう
Google Play で手に入れよう
キーワードは1文字以上で検索してください