カラマーゾフの兄弟 中
新潮文庫 新潮文庫
ドストエフスキー
2004年1月31日
新潮社
1,045円(税込)
小説・エッセイ / 文庫
19世紀中期、価値観の変動が激しく、無神論が横行する混乱期のロシア社会の中で、アリョーシャの精神的支柱となっていたゾシマ長老が死去する。その直後、遺産相続と、共通の愛人グルーシェニカをめぐる父フョードルと長兄ドミートリイとの醜悪な争いのうちに、謎のフョードル殺害事件が発生し、ドミートリイは、父親殺しの嫌疑で尋問され、容疑者として連行される。
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たきひろ
(無題)
中巻はアリョーシャとイワンは影を潜め、かわりにゾシマ長老とドミートリィが主人公。二人の物語が語られる中、大きな事件が起こる。会話だけでなく心理描写は状況を語られるのにたくさんのページを費やすが、実際には数日分しか経過していなくて驚く。
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