カラマーゾフの兄弟 中

新潮文庫 新潮文庫

ドストエフスキー

2004年1月31日

新潮社

1,045円(税込)

小説・エッセイ / 文庫

19世紀中期、価値観の変動が激しく、無神論が横行する混乱期のロシア社会の中で、アリョーシャの精神的支柱となっていたゾシマ長老が死去する。その直後、遺産相続と、共通の愛人グルーシェニカをめぐる父フョードルと長兄ドミートリイとの醜悪な争いのうちに、謎のフョードル殺害事件が発生し、ドミートリイは、父親殺しの嫌疑で尋問され、容疑者として連行される。

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みんなのレビュー (4)

たきひろ

(無題)

starstarstar 3.0 2023年07月21日

中巻はアリョーシャとイワンは影を潜め、かわりにゾシマ長老とドミートリィが主人公。二人の物語が語られる中、大きな事件が起こる。会話だけでなく心理描写は状況を語られるのにたくさんのページを費やすが、実際には数日分しか経過していなくて驚く。

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たきひろ

(無題)

starstarstar 3.0 2022年10月29日

中巻はアリョーシャとイワンは影を潜め、かわりにゾシマ長老とドミートリィが主人公。二人の物語が語られる中、大きな事件が起こる。会話だけでなく心理描写は状況を語られるのにたくさんのページを費やすが、実際には数日分しか経過していなくて驚く。

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古今東西の本棚

(無題)

starstarstarstar 4.0 2022年05月15日

カラマーゾフの兄弟 の中で、一本のネギの寓話が、芥川龍之介 の蜘蛛の糸にそっくりで驚きました。芥川龍之介は、この話に影響を受けたのでしょうか?本書は、第一巻が人物の把握に難儀しますが、中盤に入って、3 兄弟の父親が殺されてからミステリの色彩が強くなってきます。そして、一気に面白くなってきます。

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yuitan_58

悪女グルーシェニカ

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3.4 2017年11月19日

ミーチャもホント女に恵まれないな、性格的なとこもあるけど アリョーシャも神に疑心暗鬼になるし、今後どうなるか そしてフョードル殺人の真相はいかに・・・

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