カラマーゾフの兄弟 下
新潮文庫 新潮文庫
ドストエフスキー
2004年1月31日
新潮社
1,100円(税込)
小説・エッセイ / 文庫
父親殺しの嫌疑をかけられたドミートリイの裁判がはじまる。公判の進展をつうじて、ロシア社会の現実が明らかにされてゆくとともに、イワンの暗躍と、私生児スメルジャコフの登場によって、事件は意外な方向に発展し、緊迫のうちに結末を迎える。ドストエフスキーの没する直前まで書き続けられた本書は、有名な「大審問官」の章をはじめ、著者の世界観を集大成した巨編である。
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たきひろ
(無題)
最終巻は中巻で起こった事件の裁判が中心。ミーチャとイワン、カーチャとグルーシェニカの物語。主人公だったはずのアリョーシャは影が薄くなり、それほど出番と口数が多くないスメルジャコフのインパクトはとても大きい。人物描写がとても素晴らしく、気持ちを吐露しているのにその反対の行動をとってしまう人たち。人間を理解するのはとても難しいと思わせながら、それを表現しているこの小説はとてもよかった。
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