未成年(下)

新潮文庫 新潮文庫

ドストエフスキー / 工藤 精一郎

1969年6月22日

新潮社

990円(税込)

小説・エッセイ / 文庫

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Readeeユーザー

(無題)

starstarstarstarstar 5.0 2018年07月13日

①主人公の性格は地下室の手記の主人公に似ていると思った。 共に自分の境遇に卑屈で人に裏切られ蔑まれ、世俗に対し復讐心もある。 ロスチャイルドなどへの野望を持ち、同時に善や美にも惹かれていて、人間の複雑さをよく表している。 私は非常に共感を感じたキャラクターであったが評価は別れると思う。 父親のヴェルシーロフは曖昧な生温さを貴族的な知性で包んでいるところが悪霊のスタヴローギンに通じるところがある。 二人とも女性には受けそうなキャラクターであるが私は全く好きではない。 ドストエフスキーの5大長編をなんとかこれで全て制覇したが、私が一番好きなのがこの未成年である。 彼の他の小説と較べ、ラストに若い主人公の「新たな物語」という展望を示唆していろところに、陽気さと救済、未来への希望をも感じるからである。 ② 主人公の性格は「地下室の手記」の主人公に似ていると思いました。自分の境遇に卑屈で人に裏切られ蔑まれ世俗に対し復讐心もあります。 ロスチャイルド等への野望を持ち、同時に「善」や「美」にも惹かれていて人の複雑さを良く表していると思います。私はとても共感を得たキャラクターでしたが評価は分かれると思います。 父親のヴェルシーロフは曖昧な生温さを貴族的な知性で包んでいるところが「悪霊」のスタヴローギンに通じるところがあると思いました。 二人とも私は魅力を感じず好きにはなれませんでした。 私は五大長編の中で一番好きなのがこの「未成年」です。他の小説と比べラストに若い主人公の「新たな物語」という展望が開けているところに陽気さと未来、希望を感じるからです。 ③クロードルロランの絵の話 黄金時代 胸には響かなかった ハート温かみを感じないキャラクターのヴェルシーロフ マカール老人との善美の話はとても心に残った

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