
罪と罰 上
新潮文庫 トー1-18 新潮文庫
ドストエフスキー
2010年6月30日
新潮社
990円(税込)
小説・エッセイ / 文庫
鋭敏な頭脳をもつ貧しい大学生ラスコーリニコフは、一つの微細な罪悪は百の善行に償われるという理論のもとに、強欲非道な高利貸の老婆を殺害し、その財産を有効に転用しようと企てるが、偶然その場に来合せたその妹まで殺してしまう。この予期しなかった第二の殺人が、ラスコーリニコフの心に重くのしかかり、彼は罪の意識におびえるみじめな自分を発見しなければならなかった。
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非凡な犯罪を目指して
starstarstarstar 4.0 2019年06月26日
犯罪者の心理、と言ってしまえばそれだけなのだが、最初腑に落ちなかった部分がだんだん分かりかけてくるのが面白かった。
確かに長いこと計画していたようだし、お金に困っていた時期もあった。殺してもいい相手だと思ったのも分かる。ただ、犯行当日に実行した理由が分からなかった。送金される連絡を読んだ上、冒頭の2回目の下見も別に成功していない。その上自分は理性的になれると信じていながら大した物も盗まず運だけで逃げる。
なんなんだろうと思っていたが、後半の論文の話で少しだけ分かった。殺す理由のない殺しができる部類の人間だと思ったのだろうか。それにしては理性を失いすぎている。
後半は妹の話も解決していくのかな。
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たきひろ
(無題)
ロシア小説なので暗いだけで読みにくそうと思ったら、結構展開が速く思ったより読みやすかった。会話が多かったので早く読めるが、人の会話や手紙が非常に長い。人物名がすぐに違う呼び方をするのでたまに混乱することもあり。
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