
ペスト
新潮文庫 新潮文庫
カミュ
2004年1月31日
新潮社
935円(税込)
小説・エッセイ / 文庫
アルジェリアのオラン市で、ある朝、医師のリウーは鼠の死体をいくつか発見する。ついで原因不明の熱病者が続出、ペストの発生である。外部と遮断された孤立状態のなかで、必死に「悪」と闘う市民たちの姿を年代記風に淡々と描くことで、人間性を蝕む「不条理」と直面した時に示される人間の諸相や、過ぎ去ったばかりの対ナチス闘争での体験を寓意的に描き込み圧倒的共感を呼んだ長編。
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福田定一
(無題)
対ペスト闘争を対ナチス闘争に当てはめて描かれた作品。私はペストに関してもましてやナチス時代に関しても恥ずかしながら無知であったが、新型コロナ闘争を終えたばかりの今、その経験を通じて多少臨場的に読み取ることができたと思う。それを踏まえて、苦痛、葛藤、愛、友情、敗北がアルジェの街の風景と共に痛いほど伝わる作品であったと思う。
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