停電の夜に

新潮文庫 新潮文庫

ジュンパ・ラヒリ

2003年2月28日

新潮社

737円(税込)

小説・エッセイ / 文庫

毎夜1時間の停電の夜に、ロウソクの灯りのもとで隠し事を打ち明けあう若夫婦ー「停電の夜に」。観光で訪れたインドで、なぜか夫への内緒事をタクシー運転手に打ち明ける妻ー「病気の通訳」。夫婦、家族など親しい関係の中に存在する亀裂を、みずみずしい感性と端麗な文章で表す9編。ピュリツァー賞など著名な文学賞を総なめにした、インド系新人作家の鮮烈なデビュー短編集。

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書店員レビュー(1)
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長江貴士

書店員

ジュンパ・ラヒリ「停電の夜に」

--
0
2019年12月27日

みんなのレビュー (1)

toruo

(無題)

-- 2022年05月12日

これはインド系の作者が最年少しかも処女作、しかも短篇集でピュリッツァー賞を受賞した作品。 登場人物はインド系が殆どですが舞台は1作を除きアメリカで作者自身も生まれはカルカッタだがアメリカ育ちということ。 そのため民族系のコクはあまり無く欧米の優れた作家の短編、という感触がします。 なんとなくなんでもないけど何度か繰り返し読みたくなる、そんな話が9編。 なかなかでした。

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