リヴァイアサン

新潮文庫 新潮文庫

ポール・オースター

2002年12月31日

新潮社

825円(税込)

小説・エッセイ / 文庫

一人の男が道端で爆死した。製作中の爆弾が暴発し、死体は15mの範囲に散らばっていた。男が、米各地の自由の女神像を狙い続けた自由の怪人であることに、私は気付いた。FBIより先だった。実は彼とは随分以前にある朗読会で知り合い、一時はとても親密だった。彼はいったい何に絶望し、なぜテロリストになったのか。彼が追い続けた怪物リヴァイアサンとは。謎が少しずつ明かされる。

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長江貴士

書店員

ポール・オースター「リヴァイアサン」

--
0
2019年12月13日

みんなのレビュー (2)

Readeeユーザー

このモチーフ

starstarstarstar 4.0 2022年08月04日

一度死にかけた男の新たな生き方。幾人の登場人物で描く。

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toruo

(無題)

-- 2022年05月12日

読むと疲れるのでたまにしか手に取らないオースター。これも凄く面白かったけど疲れた。 道端で誤って爆死した男。自由の女神像を爆破して回るテロリストとなった男を知っていた作家が、彼がいかなる人間でどうしてテロリストになったかを語る、という作品。 オースターの作品には何か語りたいことを一気にまくしたてられたような印象を受けるのだけど、この作品はちゃんと事件も起こるしじっくりと語られたという印象を受けた。 最後まで謎なのは何故タイトルがホッブスの言うこれなのか、ということぐらいかな…また数ヶ月後には別の作品を手にとってみよう。

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