太鼓たたいて笛ふいて
井上ひさし
2002年11月30日
新潮社
1,430円(税込)
小説・エッセイ / 人文・思想・社会
私は兵隊が好きだ、と書いた昭和13年の冬。キレイに敗けるしかない、と言った昭和20年の春。そして、戦さに打ちのめされた、普通の日本人の悲しみを、ただひたすらに書きつづけた戦後の六年間。軍国日本の宣伝ガールとして非国民として反戦文学の担い手として、激動の昭和を駆けぬけた林芙美子の破天荒な半生を綴った戯曲。
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