ローマ人の物語(3)
塩野七生
1994年8月31日
新潮社
2,530円(税込)
人文・思想・社会
ハンニバルを倒し、帝国カルタゴを滅亡させ、一気に地中海の覇者となったローマ人。しかし大国への道のりの速さゆえに、ローマは内部から病み始める。権力が集中しすぎた元老院に対して改革を迫る若き護民官グラックスは同国人に殺され、続く改革者たちも、内なる敵に向き合わねばならないーローマ人はいかにしてこの“混迷の世紀”を脱脚するか。
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カルーアミルク選帝侯💙💛
(無題)
これほど大きな社会変動と内戦があったのに、国家基盤はほとんど揺らいでないのは、ローマと例えば中華王朝との間に明確な違いがあって興味深い。 法治主義や元老院を尊重する「公」の精神だろうか。
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