ローマ人の物語(7)
塩野七生
1998年9月30日
新潮社
3,740円(税込)
小説・エッセイ / 人文・思想・社会
ティベリウス、カリグラ、クラウディウス、ネロー帝政を構築したアウグストゥスの後に続いた四人の皇帝は、人々の痛罵を浴び、タキトゥスら古代の史家からも手厳しく批判された。しかしながら帝政は揺るがず、むしろその機能を高めていったのはなぜか。四皇帝の陰ばかりでなく光も、罪のみならず功も、余すところなく描いて新視点を示した意欲作。ローマ史を彩る悪女・傑女も続々登場。
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