どうせ、あちらへは手ぶらで行く
「そうか、もう君はいないのか」日録
城山三郎
2009年1月31日
新潮社
1,320円(税込)
小説・エッセイ
亡き妻を回想する「そうか、もう君はいないのか」を執筆しつつ、著者は孤愁の日々を手帳に記した。抑えがたい悲しみ、老いとの葛藤、限られた命の自覚。そして、やわらかな軽みの境地。最愛の妻が倒れる前年から最晩年まで、自らを励ますように綴られた9年間の感動の記録。
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ひさだかおり
書店員@精文館書店中島新町店