蕁麻の家

三部作

萩原葉子

1998年10月31日

新潮社

3,520円(税込)

小説・エッセイ

家族とは別世界に生きていた父、子を捨てて家を出た母。祖母に虐待された暗い青春時代の告白『蕁麻の家』、一族の残酷な仕打ちと戦時下の空しい結婚生活を赤裸に綴った『閉ざされた庭』、離婚後、一人息子を育て、書くことに生きがいを見出しダンスに出会う現在までの完結編『輪廻の暦』-。詩人朔太郎の娘の強靱な魂の記録。書下ろしエッセイ「歳月ー父・朔太郎への手紙」を併録する愛蔵版。

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