二荒

立松和平

2007年9月25日

新潮社

2,200円(税込)

小説・エッセイ

中禅寺湖畔で鱒の養殖を手伝う勝は、旅館の娘佐代に心惹かれる素朴な青年。ある日男体山に独り登った彼は、突然の体調不良に襲われる。日は暮れ一歩先は闇。生死の淵、手探りで下山する彼が見たのは、助けを求める女性の小さな明かりだった…。開祖・勝道上人の苦闘、戦前の外国人釣り倶楽部の物語、英国紳士たちの姿、鹿や熊の鮮血、雪夜の遭難、そして若い恋。自然と人間が溶け合う、深々とした書下ろし。

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