これはただの夏

燃え殻

2021年7月29日

新潮社

1,595円(税込)

小説・エッセイ

ボクたちは誰かと暮らしていけるのだろうか。『ボクたちはみんな大人になれなかった』の著者、待望の小説第二弾。青春は遙か彼方へ過ぎ去り、自分より好きだった人はもういない。なんとなく独身で、テレビ制作会社の非人道的な労働環境下で働いてきた夏、ボクにバグが起きる。その瞬間、手にしたかったものが目の前を駆け抜けたような気がした。「この切なさは事件だ」とネットと文学界をザワつかせた著者の最新作、切なさと事件はつづく!

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書店員レビュー(1)
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山本亮

書店員

いつまでも忘れることが出来ない素晴らしいひと夏の物語。

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0
2021年07月30日

みんなのレビュー (2)

まえだ

(無題)

starstarstarstar 4.0 2021年09月01日

一生懸命生きたいけど、一生懸命生きることに意味を見いだせない。無我夢中で生きたいけど、無我夢中で生きる術を知らない。感情をさらけだして生きる人間がキラキラして憎たらしく見えるのは羨望しているから。気づいた時にはもう遅い、ってこの事なんかなぁ。生きるって難しい。

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Readeeユーザー

(無題)

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3.9 2021年08月02日

今は失われて悲しいと思う祭りなような時間の繰り返しで人生があると言うこと。だからそんな悲しい時間が来てもいつかはまた同じような時間が訪れる。悲しい気分を割り切れるようになる小説だった

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