
隣のずこずこ
柿村 将彦
2018年3月22日
新潮社
1,650円(税込)
小説・エッセイ
「あいつ」が現れてから私たちの平凡な日常は一変した、はずだったーー。中学3年生のはじめが住む矢喜原町 に突如、伝説の「あいつ」と謎の美女・あかりさんがやって来た。なんでも1カ月後に「あいつ」は町を破壊し尽くし、町民はみな丸呑みにされるという。え、マジすか? はじめたちは計画阻止のため、ゆるゆると奔走するのだが……。全選考委員興奮&絶賛の新時代のファンタジー小説!
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(無題)
日本ファンタジーノベル大賞ということで読んでみた。 森見登美彦さんみたいな、不思議なことが起こるけど特に理由はないタイプのファンタジーだった。 主人公、住吉はじめは矢喜原という小さな村に住んでいる。ある日、この村にあかりさんという綺麗な女の人と、権三郎狸がやってくる。一ヶ月後、権三郎狸は村の人々を丸呑みし村を焼き払ってしまうという。人々はこの運命を受け入れ最後の一ヶ月を過ごし始める。自ら狸に呑まれた姉ひとみ、バーベキューをし続ける綾子、空き家を燃やす恵美、ブラジルへ逃げる森田。はじめは混乱の中で、あかりを殺す決断をする。 担任の先生に頭を殴られゲロを吐きかけられたり、高校生のお姉ちゃんが中3の伊藤に暴行されたり、はじめが伊藤をボコボコに殴ったり、太刀であかりさん刺したり、暴力描写が過激で驚いた。特に意味はなさそうなのにここまでする必要あるのかな… 狸憑き(あかりさん)を殺すと次の狸憑きになる、という設定は不意を突かれたというか、なるほど、と思ったけれど、そのほかなにも解決しなかったからモヤモヤ。村を呑み込む狸の目的は結局なんなのだろうか。担任の先生が狂ってたのはなぜなんだろう…
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