
騎士団長殺し 第2部 遷ろうメタファー編
村上 春樹
2017年2月24日
新潮社
1,980円(税込)
小説・エッセイ
その年の五月から翌年の初めにかけて、私は狭い谷間の入り口近くの、山の上に住んでいた。夏には谷の奥の方でひっきりなしに雨が降ったが、谷の外側はだいたい晴れていた……それは孤独で静謐な日々であるはずだった。騎士団長が顕(あらわ)れるまでは。
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あおたん
ハルキワールド
読了。う〜ん春樹ワールドですね。今回は他の作品より若干抑えめな感じがしたけど。 イデアやメタファーといった小難しいカタカナ単語や歴史の話が出てきたり、お酒や車や音楽についてやけに詳しい記述があったり、知識の深さ(または調査能力)がすごいなと感じつつ、春樹の不思議な世界観に身を委ねてぼんやり読み進めていくといった感じです。 いつも思うことだけど、あれこれと考えずにただただ読み進めて世界観を味わうのがいいんじゃないのかなって思います。考察して、いろんな意味を見出すのもいいけど。 言っていることが掴めたような掴めていないような、そんな感覚と後味があります。いつも。
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