さまよう霧の恋歌(下)

高橋治

1991年5月1日

新潮社

1,494円(税込)

小説・エッセイ

「平泉寺は人も花も鳥も優しい里なのね」-心に深い傷を負った女=桐子は呟いた。「身もとなどわからなくていい。本来の私に戻っても、これ以上の幸せはない…」桐子をいとおしく思う武部は、縞の紬を手がかりに名古屋に飛んだ。一方、平泉寺には桐子の伯母と称する老婦人が現れたが…。白山麓の風土と、そこに生きる人々の心豊かな生活を背景に描く、愛と再生の物語。

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