散るぞ悲しき

硫黄島総指揮官・栗林忠道

梯久美子

2005年7月30日

新潮社

1,650円(税込)

人文・思想・社会

娘よ!妻よ!絶海の孤島からの手紙が胸を打つ-水涸れ弾尽きる凄惨な戦場と化した、本土防衛の最前線・硫黄島。その知略で米軍を最も怖れさせた陸軍中将栗林忠道は、粗末なテントに起居しながら、留守宅の幼い末娘を夢に見、お勝手の隙間風や空襲の心配をする愛情こまやかな父でもあった-。死よりも、苦しい生を生きた烈々たる記録。感涙のノンフィクション。

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