オーバーストーリー

リチャード・パワーズ / 木原 善彦

2019年10月30日

新潮社

4,730円(税込)

小説・エッセイ

アメリカ最後の原始林を救え。米現代文学の旗手が放つ、森羅を覆い尽す物語。撃墜されるも東南アジアの聖木に救われた兵士、四世代に亘り栗の木を撮影し続けた一族の末裔、感電死から甦った女子大生……アメリカ最後の手つかずの森に聳える巨木に「召命」された彼らの使命とは。南北戦争前のニューヨークから20世紀後半のアメリカ西海岸の「森林戦争」までを描き切る、今年度ピュリッツァー賞受賞作。

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Readeeユーザー

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starstarstarstar 4.0 2022年07月08日

Tojo Hiroyuki

人間の世界・人間の価値観でしか見えてなかったよ、自分

starstarstarstar 4.0 2022年02月23日

真の自然がいかなる心象、風景であるものかの手がかりになる。きっと学術書では表現できない小説だからこそ。 父と娘の物語が自分にはとても胸を打つ。その出会いにより種が蒔かれ、萌芽し、成長する。 また自然と市場主義の残酷なまでに相容れなさよ。 世界は人間が存在する前から存在していて、人間は後から来たその一部。全く共生しない生き物なんて、テリブルやな。

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Readeeユーザー

(無題)

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3.6 2021年02月20日

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