セロニアス・モンクのいた風景

村上 春樹

2014年9月26日

新潮社

2,200円(税込)

エンタメ・ゲーム

演奏も振る舞いも超個性的で自由で独特そのもの。しかし、じっくり耳を傾ければその音楽は聴く者の心を強く励まし、深く静かに説得してくれるー高名な批評家、若き日を知るミュージシャン、仕事を共にしたプロデューサーらが綴った文章に加え、村上春樹自身のエッセイと「私的レコード案内」でその魅力の真髄に迫る。

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toruo

(無題)

-- 2022年05月12日

村上春樹の「ポートレート・イン・ジャズ」に収録されたモンクに関するエッセイを中心に、モンクと仕事を共にしたミュージシャン、プロデューサー、プロモーターなどが書いたモンクに関する文章を集めたアンソロジー。 同じ人物について書いてるだけに同じエピソードが重複して登場するけど違う語り口だからだぶつき感はあんまり無いです。 個人的にはモンクのブラインド(演者を伏せて音楽聞かせて演者をあてさせる、感想を聞く、ここでは聞き手がレナード・フェザー!)が一番面白かったかな。 Jazz好きであればモンク無く楽しめる、そうでない人には全然面白くないであろう本でした(笑)

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