遁走状態

新潮クレスト・ブックス

ブライアン・エヴンソン / 柴田 元幸

2014年2月26日

新潮社

2,310円(税込)

小説・エッセイ

前妻と前々妻に追われる元夫。見えない箱に眠りを奪われる女。勝手に喋る舌を止められない老教授。ニセの救世主。「私」は気づけばもう「私」でなく、日常は彼方に遁走するー。奇想天外なのにどこまでも醒め、滑稽でいながら切実な恐怖に満ちた、19の物語。幻想と覚醒が織りなす、驚異の短篇集。

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toruo

(無題)

2022年05月12日

アメリカ文学の最先端あたりの作者。経歴がしびれる。 敬虔なモルモン教徒として育ちブリガムヤング大学の教職にあったのだが、処女作があまりにも冒涜的とされ破門、同じくモルモン教徒の妻にも離婚されるたのだそうだ... 本作は短篇集で、解説によると初期の作品では人がバタバタ死にまくるらしいのだけどそんなことも無く。 ただどこか狂ったような話が19編。 どれもこれも読後感も悪く、嫌な印象が残る話ばかり。なのに何故か惹きつけられるところが実力者なんだろうな。 万人におすすめできる作者じゃないけれど幻想とかねじけた話が好きな人にはオススメの作家です。

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