
神とゴッドはどう違うか
新潮選書
鹿嶋春平太
1997年2月25日
新潮社
1,210円(税込)
人文・思想・社会
西欧の“ゴッド”を我々は“神”と訳してきた。けれども両者の意味は桁違いにズレていた。我々は科学の移入に忙しく、そのことにはほとんど意を注がず今日まで来た。だがその差は、実に人間観・社会観から美感、文化、風俗までにわたって、東西の驚くべきギャップの源となっている。またそれはわが国の教会を痩せ衰えさせ、あるいは国家を国際社会の孤児にもしつつある。本書でその実状を示した。
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