世界でいちばん熱い島

小林信彦

1991年1月1日

新潮社

2,029円(税込)

小説・エッセイ

街も人も変わりつづける東京から、逃れるように渡ってきた南の島-。そこは政情の不安に揺れていた。秘密警察の暗躍、ゲリラの跳梁、そしてうさん臭い日本人の来島…。一触即発の危機的情況のなかで外部との連絡も断たれ、「理想の女性」と2人だけの奇妙で純粋な愛の時が。だが…。太平洋に浮かぶ小国を舞台に、笑いとサスペンスいっぱいに繰りひろげる〈陰謀と熱愛と冒険〉の物語。

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