強い者は生き残れない
環境から考える新しい進化論
新潮選書
吉村仁
2009年11月30日
新潮社
1,430円(税込)
科学・技術
約40億年という生物史を振り返ると、生き残っているのは「強い者」ではなかった。ダーウィンの進化論にはなかった、「環境は変動し続けるもの」という斬新な切り口から、「協力行動」という生命の生き残り戦略に注目する。終章では自由市場主義の瑕疵まで論及。ダーウィン進化論にはじまり、総合学説に発展した現代進化論に、いま「環境変動説」が加わる。
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利己的行動による絶滅
生物の進化・適応を検証。生物の進化による繁栄は環境要因が多大に作用するが、絶滅した生物の代わりにニッチを埋めた生物は繁栄するが結局環境に過剰に適応し自己利益に走るとさらなる絶滅が待っており、生き残る為には環境にほどほど適応した上で他種との共生・分業が最適という内容はまさしく昨今いわれるSDGや多様性の発送そのままである。しかし環境に左右されるだけではなく、唯一環境に変化をもたらす能力を得た生物であるホモサピエンスがそれに気づいた時には残り時間は少ない。
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