国家の品格

新潮新書

藤原 正彦

2005年11月17日

新潮社

836円(税込)

人文・思想・社会 / 新書

日本は世界で唯一の「情緒と形の文明」である。国際化という名のアメリカ化に踊らされてきた日本人は、この誇るべき「国柄」を長らく忘れてきた。「論理」と「合理性」頼みの「改革」では、社会の荒廃を食い止めることはできない。いま日本に必要なのは、論理よりも情緒、英語よりも国語、民主主義よりも武士道精神であり、「国家の品格」を取り戻すことである。すべての日本人に誇りと自信を与える画期的提言。

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Readeeユーザー

日本人を元気づける。半分納得

starstar 2.0 2022年08月18日

しつけ・きまりに理論はいらない。ダメなものはダメ。そう思う。共感。情緒力は蓄積しない。知識や技術は蓄積する。しかし人間としての賢さとか情緒力は一代限り

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三日月ロック

日本人の誇り

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3.7 2022年03月26日

情緒とか美的感性とか、ぼんやりしていて図りようがないものが 人生を豊かに過ごす上で非常に大切だということ。 役に立つことばかりを追い求めていくことの虚しさ、愚かさ。

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kogito

(無題)

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3.4 2018年09月02日

圧倒的知識に基づく総合的判断力のある人材、私の先生に教わった言葉です。この考えの一助となった本かなーと思います。

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yamaura

(無題)

starstarstarstarstar 5.0

著者の言う通り、論理が飛んでいたり疑問に思う点は少なくない。 にしても、国のあり方、統治のあり方を考える上では良書だ。 エリートとはどうあるべきか。格差社会を是としており、ノブリスオブリージュには納得できる所も多い。自分が下流階級に落ちる事など考慮しない、暴論のような所もあるが…

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