
国語教科書の闇
新潮新書
川島幸希
2013年8月10日
新潮社
748円(税込)
人文・思想・社会 / 新書
国語の教科書が、変だ。「羅生門」「こころ」「舞姫」は、議論もされずに「定番教材」と化し、横並びで採録される没個性ぶり。国語教科書がここまで画一化したのはなぜなのか?そもそも、これらの「暗い」作品は教材にふさわしいのか?「定番小説」という謎、知られざる舞台裏、採択を決定する「天の声」、教員の本音、仰天の実態。問題は歴史教科書だけじゃない。もう一つの「教科書問題」がここにある。
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