バカと無知

人間、この不都合な生きもの

新潮新書

橘 玲

2022年10月15日

新潮社

1,100円(税込)

人文・思想・社会 / 新書

正義のウラに潜む快感、善意の名を借りた他人へのマウンティング、差別、偏見、記憶……人間というのは、ものすごくやっかいな存在だ。しかし、希望がないわけではない。一人でも多くの人が人間の本性、すなわち自分の内なる「バカと無知」に気づき、多少なりとも言動に注意を払うようになれば、もう少し生きやすい世の中になるはずだ。科学的知見から、「きれいごと社会」の残酷すぎる真実を解き明かす最新作。

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Readeeユーザー

(無題)

2025年10月16日

リベラル 劣性は報酬 優勢は損失 正義で優勢を引きづり落とす キャンセルカルチャーはアメリカのリベラルの影響 自由主義とキャンセルカルチャーの併存

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Mickey

おそらく読む人によって感想の変わる名著

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4.7 2024年05月05日

自分も含めおそらくほとんどの読者が自分が頭の良い側だと思ったうえで、本書を読むだろう。 ただ、大半は間違いで、少しでも本書へのいらだちを感じた時点で、自身の生存が脅かされされている、つまりバカ側の人間なのだろう。 一つ言えるのは、数値や統計に基づいた、論理に対し、YESorNOのシンプルな解釈で考察を心がけること、それを続けることで、少なくとも、洗脳されない自立した人生、つまり無知ではない人間として生きられるように感じた。

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Readeeユーザー

(無題)

2023年08月28日

リベラル 劣性は報酬 優勢は損失 正義で優勢を引きづり落とす キャンセルカルチャーはアメリカのリベラルの影響 自由主義とキャンセルカルチャーの併存

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Readeeユーザー

徹底的に社会化された動物

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3.3 2023年08月06日

人間の「性」とも言える差別、偏見、自尊心などについて様々な心理的・生物学的事実より考察。人類が進化の過程で社会化されるにつれて発達したそれらはある意味人間の本性だが、近年のリベラル化された社会ではそれらの否定をある意味社会的に、強制的に行うことによりあらたな歪みが生まれてきている。所詮人間とは社会化されただけであまり賢くない猿の集団に過ぎないので、やはり理念や制度設計のみでそれらを克服するのは無理があるだろう。

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しん

(無題)

starstarstar 3.0 2023年05月17日

人間とはとても恐ろしくやっかいな生物だなと思った。自分もこの種の一員なのだが。興味深い指摘も多々あった。

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ケムケム

現代人、必読の書か?

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4.5 2022年11月29日

 面白いの一言。  現代社会は、「正しさ」を求めすぎる人々により、生きづらい世の中になったと感じていたが、著者は様々な参考文献をもとに、脳科学や心理学からその現象とその原因を述べている。  タイトルの「バカと無知」はPARTⅡの章題だ。個人的には、PARTⅠの「正義は最大の娯楽である」、PARTⅣ「『差別と偏見』の迷宮」が印象的である。  前作の「言ってはいけない 残酷すぎる真実」に引き続き、人間として聞きたくない、認めたくない内容が盛りだくさんだ。しかし普段からテレビやSNSの論調に違和感を持っていた人間には、腑に落ちることこの上ない内容だろう。  この本を読むと、テレビやSNSでの論調に巻き込まれず、俯瞰して状況を判断できるようになるかもしれない。読んでよかった。  

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