明日に手紙を

赤川次郎

1998年4月7日

中央公論新社

1,540円(税込)

小説・エッセイ

六十七歳の女性が欠陥洗濯機により感電死し、製造元のK電機工業は、世間の非難を浴びるが、強硬な姿勢を崩さなかった。管理課係長の成瀬は会社に認められようと、事故処理にひとつの案を提出し、採用された。それは、被害者の娘夫婦-平田敬・充子や不買運動グループのリーダーに匿名で中傷の手紙を出し、疑念を抱かせて結束を弱めよう、というものだった。成瀬の妻真知子は夫のためにと、平田敬に「あなたの妻は不倫をしている」という手紙を宛てるのだが。一通の手紙が人の心に投げかける意外な波紋…。

本棚に登録&レビュー

みんなの評価(0

--

読みたい

0

未読

0

読書中

0

既読

0

未指定

0

書店員レビュー(0)
書店員レビュー一覧

みんなのレビュー

レビューはありません

Google Play で手に入れよう
Google Play で手に入れよう
キーワードは1文字以上で検索してください