北条早雲(青雲飛翔篇)

富樫倫太郎

2013年11月30日

中央公論新社

1,650円(税込)

小説・エッセイ

伊勢新九郎(後の北条早雲)は、叔父との養子縁組のため備中荏原郷から都へ向かう。そこで見た極楽と地獄が同居しているような光景に、「都には魔物が棲んでいる」と恐れる新九郎。室町幕府の役人となり、ある役目を果たすため向かった駿河では、名将・太田道灌と出会う。「戦を好まぬ」という生ける伝説の姿を知り、新九郎は己の生き方を悟るー。北条早雲の知られざる前半生がここに!

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