ウィーン大学生フロイト
精神分析の始点
中公叢書
金関猛
2015年3月31日
中央公論新社
1,980円(税込)
人文・思想・社会
ウィーン大学医学部に入学し、医学界の権威ブリュッケにその力量を認められたフロイトは神経学者として出発する。本書は実証的科学主義の洗礼を受けた学生時代の七年半に焦点を当て、そこで出会った動物学、生理学、哲学などの様々な学問や交流を精査、また当時、発表した論文から精神分析創始に至る萌芽を見出す。巻末に、ウィーン大学においてフロイトが履修した講義リストと主な人物の関係図を収録。
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