青空と逃げる
単行本
辻村 深月
2018年3月22日
中央公論新社
1,760円(税込)
小説・エッセイ
深夜の電話が、母と息子の日常を奪い去った。疑心、恐怖、そして怒り。壊れてしまった家族が、たどり着く場所はー。母の覚悟と、息子の決意。
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(無題)
背負うものがあるということは、強い。 力がいて、仕事を探すにも家を探すにも、一人の時と違って大変だとばかり思ってきた。けれど、違う。逆なのだ。力がいるから、投げ出さずにいられる。自分にも、できることがきっとある。 母親の決意の一文がとても心に響いた。 父親が巻き込まれた事故により追われる身となった2人の物語。後ろ暗い思いのためか全体的に暗くなりなかなか読み進められなかったが、話が展開していくごとに明らかになっていきほっとする。 力が父も母もどちらも選べない、離婚しないでといった言葉も子供の気持ちを捉えていてズシッと重く響いた。 子供にとっては親はかわらない、かわらないでいてほしい存在だと大人になっても忘れそうになることを思い出す。
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