雨上がり月霞む夜

単行本

西條奈加

2018年11月20日

中央公論新社

1,760円(税込)

小説・エッセイ

大坂・堂島で紙油問屋を営んでいた上田秋成は、一帯を襲った火事ですべてを失い、幼なじみの雨月が結ぶ庵のもとに寄寓して、衣食を共にするようになった。ところがこの雨月、人間の言葉で憎まれ口を叩く「遊戯」と呼ばれる兎を筆頭に、「妖し」を惹きつける不思議な力を持っており、二人と一匹の前に、つぎつぎと不可解な事象が振りかかるがーー。 江戸時代中期の読本『雨月物語』に材を取った、不穏で幻想的な連作短編集。

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